童貞と処女だった二人の初夜のエッチ話

枕元の行灯型電灯だけにして先に布団に入った。

彼女は「よろしくお願いします」と言って、少し遅れて布団に入ってきた。
ふたりは天井を見ながら沈黙を続けた。
それではすすまない。

「疲れただろう~」などと言いながら、左を向き、彼女を抱いてキスをした。

彼女はされるままだが、キスは歯を閉じたままだった。



やがて寝巻きを脱がし、乳房から徐々に下方へ手をうつし、柔らかく股間に指を這わせた。
それは実に丹念に丹念に時間を掛けた。
と言うよりも、彼女の柔らかくぬくもりのある肌が、手の平や指先が快かったからであった。
女の体は、こんなに優しいのかと思った。

股間から秘所に移ると、粘液が溢れていた。
両脚は開かれていなかったが、そうした長い愛撫に彼女も感じていた筈で、彼女の頭の下にした腕をたぐって顔を寄せ、キスをすると、やっと歯を開いて応じてきた。
秘所に入れている右手の指は上下を繰り返し続けていたので、彼女の心地よさは充分だった筈だ。
唇と秘所での快感は、彼女の悶えになって現れ、体をくねらせてきた。
決して秘所から指を外さず、乳首に舌を這わせ、またキスに戻り、それを繰り返し繰り返し続けると、彼女の体は自分の体に大きく捻じられて推しつけてきた。
彼女の股間からは粘液が溢れ、秘所に留まらず、大腿から腰下まで滴っていた。
ようやく両足を開かせ、その間に入って重なり、もうとっくに屹立しているモノを秘所にあてがい、上下に擦り始めた。
彼女は両足を伸ばし、両腕を自分の首に回してすがりついた。

いよいよ秘所を上下し続ける屹立の先端は、彼女の入口を目指すが、全く分らなかった。
シッカリと抱き合った心地よさと十数回の擦りは、間もなく彼女のピッタリした股間の隙間に、勢いよく果てさせた。

ふたりは感激しあい、しっかりと抱き合っていた。
しかし達成されなかった事は、ふたりとも知っていた。

しばらくして、また屹立すると、彼女は「ゴメンナサイ」と顔を赤らめて言った。
もちろん、自分も初めてだったから「難しいんだな~」などと応えた。

今夜中に達成することが、その重要な目的である事をともに認識していたから、今度はふたりはともに邁進した。
彼女の両足は開かれ、少し高くなって、ともかく自分は秘所に先端をあてがうだけで推し込んだ。
すると、プッツンとした感じでヌルヌルッと入り込み、彼女は瞬間に腰を引いたが、そのまま全てが没入した。
中は熱く柔らかく、たちまち射精した。
彼女はポロリポロリと涙を流した。

「痛いのかい?」と囁くと、
「嬉しい、とっても嬉しいの~」と、きつく抱きついてきた。

彼女が取り出したガーゼで萎縮したペニスを優しく拭いてくれると、鮮血が滲んでいた。

翌日、温泉街を散歩していると、彼女は何となく歩き難そうだった。

「どうした、痛むのかい?」と聞くと、顔を真っ赤にして囁いてきた。

「ウウン~大丈夫~、あなたのが挟まってる感じなの~」だった。

26才と24才の、童貞と処女の初夜のことだった。

それから彼女の生理日までは、毎晩毎晩営みを続けた。
あれから四十年近くになるが、「ふれあい」の営みはまだ時々ある。

男と女の営みとは「心と体のふれあい」なのだ。


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